不安を手放して、幸せな恋愛人生に導く恋愛&ライフコーチ
「恋愛を入り口にその人の人生に向き合いたい」
青森県で恋愛&ライフコーチとして活動しているガイダさゆりさん。
さゆりさんは、大阪大学外国語学部を卒業後、アプリ開発のエンジニアとして就職。その後、適応障害になり退職した時にコーチングの力を知り、現在は恋愛&ライフコーチとして活動されている。
「自分で自分の幸せを作っていける」という思いを土台に、「自立した人間関係」を築くための恋愛&ライフコーチとしての活動への想いとさゆりさんが歩んできた軌跡について、お伺いしました。
人間関係の中でも恋愛は深い関係を築く特殊なもの

「人の悩みは大半が人間関係だと言われている中でも、 “恋愛”って、とても深い関係を築くという特殊なものです。
恋愛がうまくいかなくなると、人生の他の面でもネガティブな気持ちになってしまったり、結婚してパートナーシップがうまくいかなくなると、家に帰ってくるのもちょっと嫌になったり、とすごく大きな悩みですよね。
しかも、恋愛の悩みを考えると、『自分がすごく重すぎるからダメなんじゃないか』、『自分が依存しちゃうからダメなんじゃないか』という風に自分を責めてしまうことが多い。
でも、コーチングを学ぶ中で、恋愛の悩みとは、“自分の問題”というよりも、“自分の中の思い込み”や “幼少期にできたこと”が反映されてることに気付きました。
だから、『あなたが悪いんじゃないんだよ』、『自分をそんなに責めないで』という思いが強くあります。」
恋愛に依存する形から、自分で自分の幸せを作っていける自立した形へ

「私に相談に来てくださる方は、恋愛でパートナーに依存してしまったり、依存して恋愛が人生の中心になってしまって、パートナーのことを純粋に好きっていう気持ちよりも、離れてほしくないから自分がこうするといった、負の思いからパートナーに尽くしたりしてしまう方がすごく多い。
でも、それって自分の中の安心感や愛情みたいなもので、自分をちゃんと満たしていないから、パートナーに埋めてもらう形になっちゃって、どんどん恋愛で相手に依存しちゃう方が多いんです。
まずはその満たされない部分をコーチングで見つめ直して、自分の中の安心感や愛情を自身で満たせるようになると、少しずつ自分の幸せを自分で作っていけるようになります。
そうすると、”パートナーに対して依存する”という状態から抜け出すことができたり、”自分自身を大切にする”ことを第一にできるからこそ、パートナーのことも大切にできるという形に変わっていくので、自立した関係性が築けるようになります。
自分は必ず自分を幸せにできるし、そんな自分を大切にしてくれる相手が必ずいると信じられるようになるので、今の恋愛だけが全てみたいな感じにしがみつかなくて済んで、すごく自立した形に変わっていきます。
ちゃんと自分と向き合えた状態で、自立した精神状態になった上で誰かに出会ったら、きっと出会う人も変わってきます。
恋愛や相手との関係を変えていきたかったら、パートナーを変えるんじゃなくて、自分自身が変わっていくことが重要です。
「恋愛のテクニックを変えるのではなくて、 “自分自身が変わっていく”ために、自分の思い込みや幼少期のところと向き合って“根本を解決する”ために、コーチングを通して深掘りしていきます。
恋愛を入り口にして、その人の人生に向き合うことがしたいんです。」
このように、「恋愛を入り口にして、その人の人生に向き合う」恋愛&ライフコーチとして活動をするさゆりさん。
この活動にたどり着くまでには、仕事や恋愛への葛藤と自分自身に向き合った経験があった。
人生で関わらないものにあえて関わってみよう、という好奇心

大阪大学外国語学部では、スワヒリ語を学んだ。
「高校生の時に、漠然と海外や開発支援みたいなことに興味があったのと、 « アフリカ » って何かきっかけがないと一生関わらないものだと感じたので、『何かを学ぶんだったら、今まで人生で関わらなかったものにあえて関わってみよう』という好奇心から、スワヒリ語を学ぶことにしました。」
「在学中にはアフリカのタンザニアで、田舎の家にホームステイさせてもらったのですが、それが結構衝撃的でした。シャワーもなくて、全部水浴びみたいな感じだったり。
そこでいろいろな学校を訪問させてもらった時に、子供たちがすごい笑顔で集まってきてくれる姿を見て、『自分が思ってた幸せと、その人たちが持ってる幸せが全然違う』ことに気が付きました。
自分はすでにたくさんのものを持ってるのに、『もっともっと』と思ったり、周りと比べて『もっとすごい人にならなきゃ』と焦ったり。自分が幸せだと感じていたものが、“虚構”というか“空虚なもの”だったと感じたんです。 」
持続的な支援をするために選んだ「エンジニア」という仕事

その後、日本に帰国して、アプリ開発のエンジニアとして就職する。
「開発支援など、何か課題を解決するために、『持続的な支援をするためには、何かビジネスを通して支援する必要がある』と考えるようになりました。そこで、ソーシャルビジネスなどの “課題解決”をしながらできるビジネスを将来できたら、と考え始めました。
ちょうどITやエンジニアが流行っていたので、
『自分がエンジニアになったら、プラットフォームやサービスを作って提供でき、その先にいるより多くの人に届くんじゃないか』
と思いました。
また、将来海外で働きたいという思いがあって、
『何かスキルがないと海外で働くことができないから、じゃあ何かスキルをつけよう』
とも考えていました。
この二つの理由で、エンジニアを大学生の時に学び始め、その間に長期インターンでお世話になった会社からお誘いをいただいて、そのまま大学卒業後に就職しました。」
「最初はものすごくやりがいがあったし、新しいことを始めるのが楽しかったんですが、だんだんとアプリを作ってリリースしても、『その先のお客様が見えない』と感じるようになって。
『自分がちゃんとサービスを提供してる』という感覚がなかったり、『本当にこれが役に立ってるのか』みたいに感じて、モヤモヤし始めたんです。
あとは、日々の働き方。
人と喋るっていうよりもパソコンに向き合う時間が長かったので、『本当はもっと人とコミュニケーションを取りたい』『直接人と関わりたい』という思いが出てきて。
それがどんどん大きな違和感になっていって、最終的に適応障害になってしまいました。
せっかくこれだって思ったのに違ったんだという悲しさもありましたが、『続けていくのはやっぱり違うな』と思ったので、その会社は一旦辞めました。」
「持続的な支援」という視点から選んだエンジニアの仕事を、「人と直接関わりたい」という思いから手放した。
「今やる」と決めたコーチング
「 適応障害で退職した後、『このまま転職活動をしたら、同じことを繰り返すんじゃないか』、『 まずは自分自身と向き合わないと』と、初めて感じました。
その時にゆりさんのMBB(Mental Breakthrough Basic)というプログラムに参加して、初めてちゃんと自分と向き合うということをしました。
そこで自分の心、自分の人生が大きく変わったというところから、『自分もコーチングを提供していきたい』という思いが出てきて、コーチングスクールにも入りました。」
「スクールで学び始めた当初は、『人生経験があまりない自分がコーチになれるのか』『自分にできるのか』という思いが大きかったんです。
でも、スクールの最初のグループコーチングでゆりさんにコーチングをしていただいた時に、
『できるかできないかじゃなくて、やるかやらないかです』
と教えていただきました。
『本当にやりたいと思うなら、今決めたらその先絶対にできるようになる』
ということを。
そして、『もし今決断しないまま人生が進んでいった時に、またコーチングをやりたいと思うのだろうか?』と考えてみた時に、どこかでまた『あの時やっておけばよかった』とか、『コーチングに自分も挑戦したいけど、でも…』とかいう思いがずっと続くというイメージが出てきました。
『だったら、最初はできないかもしれないけど、今始めれば、経験値もこれから先ついていくはずだ』と思うことができて、コーチになる決断ができました。 」
悩みの先には必ず気付きがあるから大丈夫
こうして学びを続け、コーチングの練習を重ねる中で、大きな変化があった。
「コーチングのセッションを通して、『悩みがあるということは、その先に必ず気付きがあるんだ』と気付きました。
日々悩みは出てくるんですが、『悩みがあるということは、必ずその先に気づきがあるから、大丈夫』と思えるようになったんです。
あとは、悩みの種類。
ずっと同じことで悩んでいるというよりも、先に進むごとに自分の悩みも変わっていってることにも気が付きました。
つまり、『ちゃんと自分の人生が進んでいるんだ』、『今までやってきたことがあるからこそ、今こうやって悩みも変わってきてるんだ』と気付く時間が持てるようになったんです。
それで、自分の今までのこともちゃんと認められるようになったし、『これを乗り越えたらその先に何か気付きがあって、また自分が成長するきっかけになるに違いない』と思えているので、悩みが怖くなくなりました。
しかも、そこで止まることもなくなったのがすごく大きいと思います。 」
コーチの役割についても思うことがある。
「コーチがいることによって、自分自身がすごく安心できる場所があって、本音を話せる人がいるっていうのがすごく大きな安心になります。
パートナーとうまくいかなくなって、自己否定しちゃってるという方も、本当はそうじゃないんだよって言ってもらえたり、誰にも話せないようなこじらせた悩みもコーチにだったらきっと話せると思います。」
コーチという仕事は、さゆりさんが抱いていた「持続的な支援」という視点、「人と直接関わりたい」という願望の両方を叶えるものだった。
コーチングのテーマは「愛を広げる」
「小さい頃、両親がずっと喧嘩してるのが嫌で、仲良さそうな家族を見るとすごく羨ましかった。でも、両親しか近くで見たことがないから、どういう風に健全なパートナーシップを築けばいいのか、どうやったらあんな風に仲良くなれるのか、ということがそもそもわからなかったんです。
パートナーシップって、学校でも学ぶことができませんが、ちゃんと学べば、ちゃんと健全なパートナーシップが築けるもの。
すると、その先の結婚生活がうまくいくようになって、子供ができた時にもいいパートナーシップの中に子供がいて、ちゃんと愛も広がるんじゃないかと思っています。
そういう点でもやっぱり“恋愛”って人生で大切なものだと思って、恋愛をテーマにコーチングをしています。」
エンジニア時代から、目の前にいる人だけではなく、そのさらに先にいる多くの人に影響を届けたいと考えていたさゆりさんは、今後、恋愛&ライフコーチとして、さらに活動を広げる夢がある。
二人でお互いにパートナーシップを変えていく “カップルコーチング”
「今は主にお客様と私という“一対一のコーチング”の形なんですが、恋愛って相手ありきのことだから、自分だけが変わったとしても、相手も一緒に変わろうっていう気持ちがないとうまくいかない場合もあります。
だから、相手も一緒に来れるような “カップルコーチング”をやりたいです。
パートナーシップを、“一人だけじゃなくて、二人でお互いに変えていく”
そういうカップルカウンセリングやカップルコーチングがもっと広まったら、幸せなパートナーシップがもっと広まると思うんです。
たとえ別れてしまったとしても、そこでちゃんとお互いが向き合った経験があったら、そこで気付きが得られたり、後悔しなくて済んだりします。
そういう別れを経て、じゃあ次、自分はどういう人とこの先付き合っていきたいのかということを考えるきっかけにもなるので、そういうことも将来できるようになったらいいなと思います。」
若い世代にコーチングを届けたい

「もう一つは、私自身が若いうちに自分と向き合う重要性に気がつけたので、若い世代にコーチングを届けたいです。
若いうちに自分と向き合う大切さに気づくことができたら、その後の人生十年、数十年がもっとすごい可能性に溢れた人生になるんじゃないかと思います。」